特に目的もなく立ち寄った本屋で、ふと目に入った不倫をテーマにした小説。『不倫に苦悩する男…』まさとは一度でも私の事を思って苦悩した事があったのだろうか。一度でも2人の未来を真剣に考えてくれた事、私の事を本気で愛してくれた瞬間はあったのだろうか…。気がつくと ...
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34歳の生きる道143
マッチングアプリを始めたものの、結局は誰を見てもまさとと比較してしまい、まさとの良さを再確認するだけだったので、マッチングアプリはまだ逆効果だと痛感しました…。当時一番の楽しみだった買い物にでも行けば、少しは気晴らしになるかと出掛けてみましたが。なかなか ...
34歳の生きる道142
まだ結婚を諦めたくない、誰かと出会いたい、そして早くまさとの事を忘れたい…!そんな思いでマッチングアプリを始めてみたものの、ひと通り写メを見た限り心ときめくような相手はおらず…。(※自分の事はひとまず棚に上げています)マッチングアプリの写真って、なんだか ...
34歳の生きる道141
どんなに悲しくても、どんなに納得いかなくても、生きていたら、どうにもならない事がある。まさとの事は自分の中で封印して、改めて出会いを探すことにしました。とは言え、普通に家と会社の往復では出会いなどあるわけもなく。社内の人をそういう目で見るのはいけない事だ ...
34歳の生きる道140
まさとに慰謝料請求したくても、あの時に別れたかったからきっとできないそれどころか自分の方が奥さんから慰謝料を請求されるかもしれない立場…あの時に別れていればよかった…とは思いませんでした間違った選択だったかもしれないけど、その時にその道を選んだのは自分自 ...
34歳の生きる道139
会社への暴露をやめ、次に考えたのがまさとへの慰謝料請求。既婚である事を隠して、独身だと嘘をついて騙して付き合った。これは貞操権の侵害にあたるのではないか。私はどうにかしてまさとを懲らしめたかった。こちらは真剣に結婚を考える年齢なのに、騙されて、傷つけられ ...
34歳の生きる道138
まさとが誇りにしていた仕事。嬉しそうに何度も仕事の話をする姿を思い返しながら考えたのは、会社にまさとの悪事を暴露したら…と言う事。会社の知るところになれば、何かしらの処分が下されるだろうか…。大切な仕事や信用を失うだろうか…。自分のした事を後悔するだろう ...
34歳の生きる道137
エリートで既婚者。結局はそんな満たされた男のちょっとした遊び心。アラサー独身で結婚に焦り、毎日を鬱々と過ごしていたこちらにとっては、到底許せる話ではなく。独身と嘘をつき、偽りの愛情でこちらの心を縛り付け、ややこしくなったら抵当に終わらせる。まさとはきっと ...
34歳の生きる道136
まさとと歩む未来を望んでいた自分にとって、別れた場合の事は何も考えていませんでした。突然夢も希望も失い、残ったのは来月35歳の自分だけ。希望なんて、もう持てない。あんなに好きだった相手には、運命だと思っていた相手には、蓋を開ければ結局遊ばれただけだった、愛 ...
34歳の生きる道135
まさとと別れ、何事もなかったかのように出会う前の生活に戻りました。会社と家を往復するだけの毎日。何もない毎日。空っぽの自分にとって、まさとと出会ってからはまさとが全てだった。まさとと結婚できれば、0%の人生が100%の人生になる、それくらいまさとに人生を を委 ...
34歳の生きる道134
約束の期限までに離婚しなかった。それがまさとの答え。絶対に離婚してくれると自信があったわけじゃない。でもまさとの愛情を信じたかった。まさとからの愛情は本物だと思いたかった。藁にもすがる思いだった4ヶ月。離婚してくれなかった時のことは、何も考えていませんでし ...
34歳の生きる道133
4ヶ月待った結果、離婚されていなかった現実。さらにはまさとの『離婚は簡単にはできない』と開き直るかのような対応。奈落の底に突き落とされ、感情に任せて電話を切ったものの、そこから再びまさとからかかってくる事はなく…。そろそろ、現実を見る準備をしなければいけな ...
34歳の生きる道132
もしかしたらまさとがちゃんと、自分との未来に向けて動いてくれているかもしれない…そんな淡い期待を確かに抱いていたので、何も変わっていなかった現実は、あまりにもショックでした。流石にもう、何を言われても言い訳にしか聞こえません。そこへ来て、追い討ちをかける ...
34歳の生きる道131
離婚が簡単じゃない事くらい、独身にでもわかります。でも、そもそものまさとの『離婚になると思う』という言葉や、待っている間の『ちゃんと話してるから』『さなは心配しなくていいから』そんな言葉によって希望を持たされていたのに…。世の中スピード離婚する夫婦もいる ...
34歳の生きる道130
この4ヶ月、もはやまさとを信じると言うよりも、神頼みに近いものがありました。どうしてもまさとが欲しい。まさとがエリートだからじゃない。どこの誰かもわかる前から、強烈に惹かれた相手。まさとが無一文になってもいい。まさとさえ、そばにいてくれたら。世界でたった1 ...
34歳の生きる道129
…不安の方が的中しました…。それでも、ここでもまた、『やっぱりな』という気持ちではなく、ただひたらすショックで、目の前が真っ暗になっていました。ー私の人生終わったーこの日まで、なんだかんだまさととの未来を夢見ていたのです…。 ...
34歳の生きる道128
…なんだか結果を聞く前から、すでにお通夜のようなテンションです…。信じたいけど怖い。私の今後の幸せはまさと次第。今夜、まさとの言葉で全てが決まる。私の人生が決まる。なんだかなぁの冴えない毎日を送る、結婚に焦るアラサーの独身生活が、一発逆転なるか…! ...
34歳の生きる道127
まさとは本当に奥さんと離婚するのか。そんな話を進めてきたのか。離婚して私と結婚するための行動をしていたのか。決着はついたのか。何もわからないまま、約束の4ヶ月が経ちました。この4ヶ月間、頻度こそ少ないものの一応連絡はとっていたのですが、あまり具体的な話はさ ...
34歳の生きる道126
尊敬する先輩からまさとの事を咎められても、待ちたい気持ちは揺らぎませんでした。もしかしたらダメかもしれない…でもちゃんとしてくれてるかもしれない…。まさとの愛を信じたい気持ちと、完全に自信は持てない気持ち。だって最初から嘘つかれてたし、奥さんに隠れて不倫 ...
34歳の生きる道125
周りに臆する事なく、わりとキツい事もハッキリ言う先輩でしたが、それだけに信頼していました。でもこの時は『きっと話だけでは伝わらないんだ。まさとはその辺のいい加減な男とは違う、実際のまさとに会ったら、きっと先輩もいい人だって思うはず…』そんな風に思っていま ...