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無題1345







無題1343







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無題1347







無題1350







無題1348







無題1349






ひとしきり泣いた後、ぼんやりと考えていたのは、まさとの離婚を待っていた時期の事。




あの4ヶ月、ただひたすらまさとを待つしかなかった4ヶ月。





本当に話し合いはしてくれているのか、離婚してくれるのか、信じたいけど自信もない。





こんなにも自分はまさととの未来を望んでいるのに、自分からは何も動く事ができない。

ただ大人しく、まさとが行動してくれる事を信じて待つ事しかできない。





自分が頑張ってどうにかなるのなら、何だってしたいのに、自分にできる事は何もない。




絶望感と無力感。




喉から手が出るほど欲しい未来が目の前にあるのに、それを自らの手で掴み取る事ができない。

掴み取る為の努力ができない。

叶うかどうかもわからない相手に託すしかない。




もうそんなのは嫌だ。




私は自分で動きたい。

自分の力で、何か結果が出る事をしたい。

もう待つだけなのはイヤだ。




何でもいい。

何かを頑張りたい。




そう強く思ったのでした。