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無題1247







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無題603






無題1254






無題1249






無題1250







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無題1252







まさとと別れ、何事もなかったかのように出会う前の生活に戻りました。




会社と家を往復するだけの毎日。




何もない毎日。




空っぽの自分にとって、まさとと出会ってからはまさとが全てだった。




まさとと結婚できれば、0%の人生が100%の人生になる、それくらいまさとに人生を を委ねていた。




それがなくなった今。




それでも時間は平等に流れ、来月35歳。




別れた後の自分の心の整理については何も考えていなかったので、ぶつけようのない絶望感は、じわじわとまさとへの憎しみへと変わっていくのでした。