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尊敬する先輩からまさとの事を咎められても、待ちたい気持ちは揺らぎませんでした。




もしかしたらダメかもしれないでも

ちゃんとしてくれてるかもしれない




まさとの愛を信じたい気持ちと、完全に自信は持てない気持ち。

だって最初から嘘つかれてたし、奥さんに隠れて不倫するような男だし

そういう男なのかもしれない。

でも、私に対しての愛だけは本物かも



そういうふうに思ってしまうのです



愛情を100%信じて疑っていなければ、不安にはなりません。

100パーセント信じられないなら、諦めもつくし、そもそも待ったりしません。



でも、両方の気持ちがあったから



早くハッキリしたいけど、ハッキリさせるのも怖い。



そんな気持ちでした。



でも現実に時は流れ、とうとう約束の4ヶ月が経とうとしていました。