尊敬する先輩からまさとの事を咎められても、待ちたい気持ちは揺らぎませんでした。
もしかしたらダメかもしれない…でも
ちゃんとしてくれてるかもしれない…。
まさとの愛を信じたい気持ちと、完全に自信は持てない気持ち。
だって最初から嘘つかれてたし、奥さんに隠れて不倫するような男だし…。
そういう男なのかもしれない。
でも、私に対しての愛だけは本物かも…!
そういうふうに思ってしまうのです…。
愛情を100%信じて疑っていなければ、不安にはなりません。
100パーセント信じられないなら、諦めもつくし、そもそも待ったりしません。
でも、両方の気持ちがあったから…。
早くハッキリしたいけど、ハッキリさせるのも怖い。
そんな気持ちでした。
でも現実に時は流れ、とうとう約束の4ヶ月が経とうとしていました。