この時はさな自身、現実が見えていませんでした。
わかっていないし、よく知りませんでした。
結婚というもの、離婚というものを。
どちらもきっと、実際にしてみないとわからないものなのだと思います。
この頃は結婚🟰好きな人と一生一緒にいられる、お互いがお互いを独占できる、そのようにしか考えていませんでした。
生活を共にする事、子ども、お金、地味なルーティン、大小のケンカや衝突、一つ屋根の下で当たり前の日常を送る事…。
そこに伴う慣れや飽きや惰性…。
そういった部分も伴う、現実の結婚生活というものを知る由もありませんでした。
この時はただただ、大好きなまさとが結婚していた、ショック、でも奥さんとはもう無理かもって言ってる、だったら私はまだ好きだから自分と結婚して…!
私を好きなら、悪いと思うなら、責任とって!
私のところにきて!
こういった思考回路でした。